乳白色と透明を重ねた細長いアクリル柱に手がかりを削りこむ。長いものは手すりや手かけに、短く切ればフックに、そして縦にとりつければ引手にもなる。その半透明のかたまりは壁にうっすらと影をおとし、独特の存在感を壁にあたえる。
(photo by Jin Hosoya)