「とうめいのかたち展 The Forms of Transparency」は、東京近郊の小規模製造業者と若手デザイナーが共同で製作した家具やプロダクトのプロトタイプの展覧会です。 2003年12月に東京都南麻布 designshop を皮切りに高精度アクリル 切削加工技術と発光ダイオードを組み合わせた照明器具を発表するちいさな展覧会「ひかりのかたち展」が開催されました。以降、この 展覧会は、大阪/札幌/東京に巡回し約4000人の方々にご覧頂いただけでなく、その出展品の一部が、Light + Building、Frankfurt 2004 (フランクフルト国際照明見本市)、デザインコリア2005に巡回、また2004年グッドデザイン賞を受賞するなど小規模製造業と若手デザイナー の共同の成果として内外で大きな注目を集めました。 この活動の母体となった、株式会社さくら樹脂と若手建築家を中心とするクリエータはその後も研究開発を続け、アクリル重合法により アクリル樹脂を反応・硬化させる技術開発に成功し、アクリル樹脂そのものの製造からその加工までを一貫生産した製品づくりを行う見通しがつきました。またこの中で、近隣の工場とクリエータのネットワークも徐々に拡大していきました。 本展ではこの様な新技術やネットワークを駆使した家具・プロダクトのプロトタイプを制作し、単に成果品だけでなくその製作過程を紹介することにより、小規模製造業者と若手クリエータの共同・少量多品種のものづくりの可能性を鮮明に浮かび上がらせることを目標にしています。 The Forms of Transparency展 実行委員会 写真:細矢仁(Jin Hosoya) |
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