人とモノとの関わりは、大量生産されたものを大量消費する側面・多少高価であっても使用する人それぞれにとって愛着が持てる商品を長く使うという側面に二極化する傾向にあります。 一方で、ナノテクノロジーに代表されるエレクトロニクス分野の進歩は可能性に満ち溢れています。なかでもLED(※)は近年めざましくその性能が進歩しており、蛍光灯や白熱球といった一般照明の代替だけでなく、その応用領域の拡大が期待されています。しかしLEDはこのような技術面の進歩に応じた使い方がまだ定まっていない"あたらしいひかり"とも呼べます。 本展では、若い世代のデザイナー・アーティスト・フォトグラファー・エディターが主体となり、発表間もない高輝度・高演色性白色LEDと高精度のアクリル加工技術の融合により、生活の様々な局面でユーザーひとりひとりが愛着の持てる"ちいさなひかりのかたち”を提案します。 このようなデザイナーのインディペンデントなアクティビティ・先端産業やクラフトマンのコラボレーションは、先端技術を生活に浸透させる上での実験的意味合い、また、ますます厳しくなるモノづくりの製造環境を考える上でも意義深いものとなるでしょう。 The Forms of Lighting展 実行委員会 写真:細矢仁(Jin Hosoya) |
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会期 会場 主催 協賛 The Forms of Lighting展 実行委員会 デザイナー 企画協力 |
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