03.芯材の製作:適材適所のものづくり
写真は針葉樹の複合材。大判のカウンターなど特に強度の必要なパネルの芯材として用います。
吉田木材では、フラッシュパネルの芯となるフレームの材料をMDF、合板、LVL(平行合板)から使い分けています。また、芯材にはフレームではなく合板やMDF、パーティクルボード等の板材をそのまま用いる場合もあります。
フレームの製作にあたっては、単に角材を枠状に組み立てるのではなく、後加工での面材の貼付け方や孔加工やボルト・ビスの為の補強の入れ方等を加味しながら枠材を最適な形状に加工し組み上げています。こうして得られた芯材にMDFや合板、化粧板をプレス機を用いて貼り合わせパネル化します。
パネル化されてしまうと外観からは分からなくなってしまいますが、製品のサイズや使用環境にあわせて芯材の種類や形状を検討し、組み合わせる面材の種類を変えるといった「適材適所のものづくり」が実践されています。
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