09.3次元加工(その3:熱成形(プレス)加工)
熱成形加工とは型を熱プレスにセットすることにより材料をいろいろな形に成形する加工法です.シンデンがメインとしている加工がこの熱成形加工です.
熱成形加工では、熱硬化性樹脂の特性を利用して強度や弾力のある製品を製造したり、熱可塑性樹脂の特徴を活かし様々な造形をすることができます.
軟質樹脂は、湿度・気温により成型品の仕上がりが大きく異なります.このため成形に掛かる前に試し打ちをして、その日のプレス温度等の条件を確定させるなど細かな配慮が必要になります.
軟質樹脂プレス加工は、使用する軟質樹脂の素材(熱硬化性樹脂)が加熱により硬化して元に戻らなくなる特性を活用しています.
※写真は熱プレスによる加工品
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