07:突板の縫い合わせ(ホットメルトミシン)
06の加工後に切断面どうしを合せ、表側を上にして、糸状のホットメルトで縫い合わせるように、繋ぎます。ホットメルトは、突板の下地となる合板に貼り付けた後に、全てはがすので、仕上がった際には跡はなくなります。
ホットメルトという接着材は、加熱すると溶解し、さめると固まることを利用し接着するものです。突板を合せて行く際は、点で繋いでいくように接着することで、最後のはがす時にきれいに手早くはがすことができます。 昔はにかわテープを用いていたとのことでしたが、はがす作業が大変だったとのことです。
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