04.マシニングセンターによる切削加工
現在、小池製作所のメインの仕事は顧客の希望の形状にアルミを切削加工し、通信機器の筐体や理化学機器に組み込まれる部品を受託製造することです．
以前は形状に応じ数種の汎用工作機械を使い分けて素材を加工するのが一般的でしたが、マシニングセンターと呼ばれるNC加工機の普及によって、一台の工作機械で複合的な加工が可能になりました．
写真左上に見えるのが材料となるアルミです．アルミ材は板材ないし棒材を材料屋から都度必要なだけ購入します．これを一端角だしと呼ばれる工程で寸法出し・直角出しを行います．手前に見えるのはマニシングセンターによる加工品．ポケット加工と呼ばれる彫り込みで素材中央部が大きく削られていることが分かります．また、四隅にはネジ孔があけられています．
マシニングセンターの加工では、ポケット加工／タップ立てといったそれまで別々の機械で行われていた加工が、一台の機械で行うことができるのが大きな特徴です．
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