製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

小池製作所

06.加工の流れ(マシニング加工)

06.加工の流れ(マシニング加工)

前項の角出しの済んだ材料は、マシニングセンターで切削加工されます.

(写真左上)マシニングセンターの操作盤.この操作盤から加工する製品の
      形状、作業順序を直接入力して加工を始める場合と、パソコン
      上で製品の図面データに編集を加え加工用データを製作し加工
      に使用する場合があります.
(写真右上)工作機の全景.上に写っている円筒状の部位には複数の刃物を
      セットすることができます.加工する製品の形状にあわせ、予
      めセットした刃物を使い分けることで、複数の汎用機で行って
      いた加工に一台の工作機械で対応できるのがマシニングセンタ
      ーの特徴です.
(写真左下)切削加工の様子.切削油と呼ばれる油を勢い良くかけながらア
      ルミを削っていきます.近年は安全面の配慮もあり、切削の際
      の刃物や素材の保護の為に、水性の切削油を使うのが一般化し
      つつありますが、油性の方が奇麗な切削面が得られるとの事.
(写真右下)ポケット加工、タップ立てのおわった製品.この加工に要した
      時間は約20分でした.刃物が移動しながら切削する為、ポケッ
      トの底には刃物の軌跡が見え、また入隅がRになっています.

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