06.鋳込み:Vプロセス
切削された雄型には「湯口」と呼ばれるアルミが注がれる入り口部分が取り付けられる。湯口の場所は、成形物の形状に応じて、どこから注げば隅々までアルミが行き渡るか、後加工の容易さなども頭に描きながら決定される。
型をセットの後、Vプロセスによる鋳型の製作・鋳込みとなる。詳しくは前述の工場レポートをご覧いただきたい。 http://www.factoryproject.jp/report/pj13/vol121.html http://www.factoryproject.jp/report/pj13/vol122.html http://www.factoryproject.jp/report/pj13/vol123.html
これらの工程を経て、鋳込まれたアルミフライパン第一号の形が現れた。型から外したばかりのアルミには鋳型の黒い砂が薄く張り付き、アルミの鈍い輝きを引き立てている。
写真左上:木型セット。取っ手の右側に湯口がついている。 写真右上:フィルム成形裏面 写真左下:砂形に埋もれるテストショット 写真右下:脱型直後の姿
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