製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

栄鋳造所

08.原型製作:CAD/CAMの活用

08.原型製作:CAD/CAMの活用

近年、工業用部品の設計にコンピュータ上での三次元モデリングが利用されることを受け、栄鋳造所ではCAD/CAMによる原型製作に力を入れています.

(写真左上)三次元モデリングの様子.鋳造時のアルミの収縮を加味し、設
      計データの寸法調整をして原型加工用のデータを作成します.
      三面図から三次元データを作成する場合もあります.
(写真右上)硬質発泡ウレタンやエンジニアリングウッド等の樹脂系素材を
      切削し原型を製作する様子.モデリングソフトより機械加工用
      データを取り出し、直接機械加工に活用しています.
(写真左下)三次元モデリングの特徴をよく表す鋳造品.この様な複雑な幾
      何学立体にはCAD/CAMによる原型製作の長所が良く表れてい
      ます.
(写真右下)上で紹介した鋳造品を治具に用いた成型品(社外品).鋳造品
      はそのまま製品になる場合や、この様に製品製造の為の治具や
      型として用いられる場合もあります.製品データから型の形状
      を検討する際にもCAD/CAMは効果的です.

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